土佐茶工房 森木久次郎商店

<Q&A>

森木久次郎商店亭主がお客様からご質問いただいた内容を少し紹介させていただきます。
この他、何かご質問がございましたらお問い合わせページよりお気軽にご質問ください。

  • 夫婦二人でちょうど良い大きさの急須は何号になりますか?

    ご夫婦お二人分を一度に入れられる急須は、湯飲み1個が100cc前後の湯量としましたら、2個で200cc前後になりますので、深蒸し急須/18号(商品番号:10400)が、最適だと思います。
    もちろんお一人分を入れることもできます。この急須は、使い勝手が良く、小店一押しの急須です。
    また、詳しくは急須の選び方をご参照いただければと思います。

  • 加糖抹茶業務用ありませんか?

    加糖抹茶業務用のお取り扱いいたしております。お問い合わせページより詳細をお知らせください。お返事させていただきます。

  • 夏を越えての蔵出し茶…と書かれていますが「蔵出し茶」とは何でしょうか?
    また、「蔵出し茶」と「新茶」とでは価格が違うのでしょうか?

    春、暖かで紫外線たっぷりの南国土佐の陽射しをしっかり浴びた新芽を丁寧に摘みとり、新茶になります。この時期(4月下旬~5月上旬)は、自然の恵み豊かな土佐茶でなくてはならない、新芽独特の青くさわやかな香りと旨みの中に少し角のある若々しい力強さを味わっていただきます。
    夏、その力の強い若い煎茶(新茶)を低温倉庫でおとなしく眠りにつかせます。ゆっくりとした眠りの中で、力強い若者の角がとれ、円熟味をました大人になっていくように熟成がすすんでいきます。
    そして実り豊かな秋(10~11月)、タイミングをあわせ眠りから目覚めさせ、円熟味をました蔵出し茶になります。
    あしのはやいトマトやリンゴにたとえますと、新茶は、青いトマトやリンゴで、蔵出し茶は、赤いトマトやリンゴになりますね。みっつさんはどちらがお好みでしょう。
    蔵出し茶がお好みのお客様は、新茶が出始めるころに次の蔵出し茶が出る10月ころまで、毎日安定した味を飲めるように、5ヶ月分ほどまとめ買いをされます。
    もちろん、購入された大量のお茶の保存方法をしっかりとお伝えさせていただております。
    そうしているうちに、小店(私どものお店)では、早くて4月中、遅くても6月中には去年分の蔵出し茶は売り切れになり、10月まで夏を越えながら販売していく新茶と、蔵出し茶に熟成させるための新茶の在庫で夏を越えていくわけです。

    蔵出し茶と新茶の価格について
    新茶は、加工されるとすぐに販売していきます。蔵出し茶は、低温倉庫で5~6ヶ月、静かに眠らせるわけですから、その間の倉庫や電気代などの費用が加算されることになります。同じお茶を新茶と蔵出し茶で価格を変えるか、同じで販売するかは、お茶屋さんごとで決められています。
    ちなみに小店では、同じ価格で販売させていただいています。

    新茶と蔵出し茶のページも合わせてご参照ください。

  • 我が家で使っている急須について質問です。お茶の葉を入れるカゴがあるものを使っています。
    この急須で美味しくお茶を淹れるコツってありますか?

    カゴ(カップ網)の急須は、茶殻のことなどを考えると大変便利ですよね。お店で販売されているのも良く見かけますし、多くの方が使われていると思います。
    当サイトの急須の選び方【カップの茶こし網の急須】をご覧になってください。いろんなことがご理解いただけると思います。読まれましたあと、さて、ではどうやったらこの急須で美味しくお茶を入れることが出来るのかを一緒に考えましょう。

    「お茶が美味しく出る急須の3つの条件」に出来るだけ近づけることが大切です。
    ひとつ確認をしていただきたいことがあります。カップ網をはずして急須の中を見てください。
    A. お湯の逃げ口にポツポツといくつか穴が開いていますか?
    B. それとも一個の大きな穴になっていますか?
    このことを確かめてください。

    Aの急須で美味しくいれる方法(「土佐茶の美味しい入れ方」も参考にしてください)
    カップ網をはずし、急須に直接茶葉を入れてお湯を注ぎます。これで茶葉がよく回りお湯となじみます。湯のみに小さな茶カスが出るのが気にならなければそのまま注いでください。気になるようでしたら湯のみの上にカップ網をかざして注いでください。紅茶を入れるときと同様です。柄付の茶コシ網を使っても同様です。要点は、急須の中でカップ網を使わないことです。

    Bの急須はAと同じ方法がベストなのですが、茶葉が大きい穴を通ってたくさん出てきてしまいます。茶こしで受け急須へ戻す作業がくわわります。

    我慢して本来のカップ網として使う場合、カップ網の底が急須の底にあたっているか離れているかを確認してください。離れていると少量のお湯で入れる場合、茶葉がお湯となじまず美味しく入れることが出来ません。カップ網の直径と急須の深さを測って、お茶屋さん、陶器屋さん、100均などで急須の底までつく網を探してください。少し深い網で急須から浮くような網でも底をつぶせば大丈夫です。

    すごくお気に入りで、その急須でどうしてもおいしいお茶が飲みたいということもありますよね。そのときは、急須の構造をもう少し詳しくお聞きして、構造上大丈夫でしたら、私が急須をお預かりして板網を張る作業を請け負います。お気軽にお問い合わせからご連絡ください。

  • 森木久次郎商店 亭主

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